インフルエンサーはファッションアイコン? SNSで紹介された洋服を買ったことがある人は
最近ではSNSでのファッションの発信がさかん。実際に購入までする人はどのくらいいるのだろう。
インターネットが普及する前は、洋服の好きな人は店頭か、雑誌で流行を追っていたと思われる。しかし昨今ではそこにSNSも加わり、フォロワー数の多い「インフルエンサー」と企業がタッグを組み、ファッションを発信するということが行われている。
■SNS発信の利点
SNSの発信で特徴的なのは、「身近さ」だろうか。雑誌などではモデルや女優など、一般とはかけ離れた体型や顔の人が着ている服のため、実際に購入しても似合わなかったなんてことも…。
しかし、SNSのインフルエンサーは学生などの一般人である場合も。身近な存在がお手本のため、無理なく自分が着られる服なのかどうか見分けることもできるようだ。
最近ではインターネットで服を購入する人も多いため、インフルエンサーが着ている服を気に入れば、そのまま外出せず購入できるのも嬉しいかもしれない。
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■浸透はしていない?
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代のSNSをやっている男女895名を対象に調査したところ、「SNSで紹介されている洋服を購入したことがある」人は、全体のわずか16.9%。SNSで服の紹介はかなり多く見かけるものの、実際に購入までに至るには浸透しきっていないようだ。
また、男女別では、男性は12.4%、女性は20.4%と、女性のほうが8ポイント高い結果。やはり女性のほうが流行に敏感なのかもしれない。
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■SNS年代は活用
さらに男女年齢別で見ると、20代が25.6%、30代が24.1%と、SNSを多く活用している若年齢層が高ポイント。とくに20・30代はある程度お金も自由に使える人も多いのか、SNSでチェックした服を買いやすいのかもしれない。
一般とはかけ離れた女優やモデルで服を見るのもとても楽しいが、身近なイメージで、自分に似合う等身大の服を見つけるのもひとつの方法かもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代のSNSをやっている男女895名 (有効回答数)