東京での企画展もクライマックス 「クリムト」クイズ

世紀末ウィーンで活躍し、琳派など日本の影響も大きく受けたとされるグスタフ・クリムト。現在、展覧会が開かれています。

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2019/06/29 11:00

女性を妖艶で官能的に描き、日本でも人気が高い世紀末ウィーンの画家、グスタフ・クリムト。現在、東京都美術館で開催されている展覧会「クリムトと日本1900」も、東京会場は7月10日(水)までとなりました。

そこで、本日のデイリーニュースクイズ、テーマは「クリムト」。鑑賞する際にイメージが拡がるような全5問に挑戦してみてください。


 

Q1.1897年に結成され、クリムトが初代会長を務めた若手芸術家集団を何と呼ぶでしょう?

セセッション館
(klug-photo/iStock Editorial/Getty Images Plus)

①ウィーン独立派


②ウィーン分離派


③ウィーン先進派


④ウィーン武闘派


正解は…

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②ウィーン分離派

正解は「ウィーン分離派」。世紀末のウィーンでは、保守的な芸術家団体クンストラーハウスが権威を持ち、展示施設も持っていました。

クリムトもこの団体に所属していましたが、若手芸術家とともに脱退。独自の展示施設「セセッション館(分離派会館)」を建設し、1905年までの間に23回の展覧会を開きました。

しかし、商業主義をめぐる内部対立から、1905年、クリムトを含む多くのメンバーが離脱。ウィーン分離派も芸術の表舞台から姿を消しています。


Q2.ウィーンのセセッション館に展示されている横幅34mの壁画は、ある音楽家をテーマにしたものです。以下のうち誰でしょう?

ベートーヴェン・フリーズ


①モーツァルト


②バッハ


③ブラームス


④ベートーヴェン


正解は…

④ベートーヴェン

正解は「ベートーヴェン」。1901年の第14回ウィーン分離派展示会は、所属する芸術家たちが地元オーストリアの作曲家・ベートーヴェンをテーマに作品を作りました。クリムトが出品したのは、横34m・縦2mの巨大な壁画『ベートーヴェン・フリーズ』。

有名な第九交響曲をモチーフに「幸福への憧れ」「敵対する勢力」「歓喜の歌」の3枚からなります。今回日本で行われている展覧会では、レプリカが展示され、その展示室には第九が流されています。


Q3.クリムトをはじめ多くの芸術家が描いた「ユディト」は、どこの国の女性でしょう?

ユディト


①ユダヤ人


②ギリシア人


③フランス人


④オーストリア人


正解は…

①ユダヤ人

正解は「ユダヤ人」。ユディトは、旧約聖書外典の『ユディト記』に描かれた女性です。

アッシリアの王ネブカドネツァル(と記されている。実際によく知られるネブカデネザル2世は新バビロニアの王)が、ユダヤの町・ベトリアを攻めた際、機転を利かせて敵の将軍・ホロフェルネスを討ち取ったとされる女性がユディト。

ルネサンスの巨匠・ボッティチェリやカラヴァッジョも、ユディトがホロフェルネスの首を持ったモチーフで作品を残しています。

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Q4.クリムトがウィーン大学大講堂の天井画のために描いていないものは、以下のうちどれでしょう?

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