受水槽で泳ぐ動画を投稿をした男たちを書類送検 明かされた動機に「浅はかすぎ…」
ふざけた行為の動画投稿の結末は案の定…
少し前、受水槽で泳いでいる動画が投稿され世間を騒がした。しらべぇ取材班は、福岡県警、そして大和ハウス工業本社を直撃。
■関わった2人の男を書類送検
福岡県警は、糸島市在住の自営業の男(30)と福岡市早良区在住の自営業の男(28)を5日、福岡地方検察庁に偽計業務妨害の疑いで書類送検した。
容疑は、2018年9月22日に男らが共謀して福岡県糟屋郡志免町の建設中のアパートの受水槽で遊泳。この行為をインターネットのサイトに掲載し、福岡市博多区居住の大和ハウス工業福岡支店の支店長(61)の業務を妨害したというもの。
男らは警察の調べに対して「どうせ清掃するのだから、泳いで他の2人を笑わせようと思った」「アップすれば面白いといった出来心でやった」と容疑を認めているという。
動画は約15秒で複数の男性が映り、「受水槽の中で泳いでまーす」「気持ちいい」などの音声とともに、半裸の男性が受水層の水につかったり、浮かんだりして、ピースサインする姿も映っていた。
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■受水槽の交換を検討
書類送検を受け、大和ハウス工業本社はしらべぇ編集部の取材に対して、「送検された社員が所属する下請け会社との契約をどうするかについてはお答えできない。被害届は会社として行ったもの。受水槽の清掃は終えているが、今後受水槽の交換の検討をしていく」と回答。
住民からは、「半年以上もこの水を飲んでたと思うと気持ち悪い。住人の健康診断はしないのか」という意見があがっていた。この意見に関して広報課は「健康被害は特段あがっていないので、住人の健康診断は行っていない」と答えた。
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■厳罰に処すべきの声
ネット上でも厳罰に処すべきとの声があがっている。
「浅はかすぎですね…。マンションの住民の方の気持ちを考えると、気の毒です。仕事にも誠実さがなく、罪の重さを十分に理解させられる罰が必要と思います」
「生活水道水で泳いでおいて、軽い悪戯だとの言い訳は、事態を認識しておらず反省もしていない証拠。厳罰を望みます」
「十分に世間から笑いものにされ、目的達成できましたね。この後は損害賠償の支払いが待っています」
「飲む水の中で泳いでふざけるとか、気持ち悪くて掃除したって飲みたくなくなる。今後も住んでいる人たちが嫌な気持ちになる悪質なことをしたから、厳しく罰してほしい」
動画を投稿したことによる偽計業務妨害での書類送検。しかも「厳重処分」の意見がつけられた。面白がって犯罪行為の動画投稿したことを、反省してほしいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)