NHKニュースで「NHKから国民を守る党」放送 両者はどう受け止めたのか

4日放送の『NHKニュース7』に『NHKから国民を守る党』の立候補者の第一声が流れた。

2019/07/05 18:40


 

■立花氏は「戦略通り」

NHK側からすると敵対的立場にいる『NHKから国民を守る党』。今回の放送について両者はどのように受け止めたのか。元NHK職員で同党代表の立花孝志氏は「戦略通りだった」と微笑む。

「今回、立候補者がわかるとNHK内部で協議があったと聞いている。放送しないと放送法違反で追求されるので、同法を優先させたことはNHKらしい。


党として今回の選挙で受信料以外のことを話さないことで、NHK側に放送法を守らせるために放送せざるを得ないといった戦略通りになった」


党として受信料以外の主張をしないことで、放送法を遵守するNHKを上手く利用した形となった。


関連記事:国民民主党・近藤和也青年局長に聞く 「少子化対策にもなる0歳投票権の検討も」

 

■NHKの回答は…

一方のNHK。同党についてどのように受け止めているか、といった回答については「政治的公平性の観点からお答えは差し控えさせていただく」としながらも、放送したことについては以下のように回答している。

「政党や政治団体などの取扱については、公職選挙法に定められた『選挙放送の番組編集の自由』に基づいて、NHKが自主的に決めています。


NHKは放送ガイドラインで、『選挙関係のニュースや番組の放送、選挙結果の速報などは、正確な取材と公平な判断によって自主的に行い、公職選挙法の趣旨に従って選挙の公正を損なわないようにする』と定めており、この方針に沿って放送している」

・合わせて読みたい→初鹿明博議員の「強制わいせつ離党」をすっとぼける立憲・枝野幸男代表

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

NHK選挙参院選受信料立花孝志NHKから国民を守る党
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング