NHKニュースで「NHKから国民を守る党」放送 両者はどう受け止めたのか

4日放送の『NHKニュース7』に『NHKから国民を守る党』の立候補者の第一声が流れた。

2019/07/05 18:40

立花孝志

4日、第25回参議院選挙が公示された。任期6年の参院議員は3年ごとに半数が改選する参院選には今回370人が立候補し、124議席をめぐり争われる。

自民、立憲民主党など主要政党からも立候補者が多数いる中で、NHK撃退シールを配布しているNHKから国民を守る党も出馬。同日放送のNHK ニュース7で同党について取り上げられたが、両者は今回の放送についてどう見たのだろうか。



 

■受信料以外のことは訴えない

同日のNHKのまとめによると、全国45の選挙区、定員74議席には215人が立候補し、同党からは37人。比例代表では定員50議席に対し155人立候補し、同党からは4人。なお、この時の同党の略名は「N国」だった。

新潟選挙区(改選数1)には、無所属新人の打越さく良氏(立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党推薦)、自民党現職で塚田一郎氏(公明党推薦)、NHKから国民を守る党の新人、小島糾史氏の3人が立候補している。

この中で、同番組で小島氏が「今回の選挙で訴えるのはあくまでNHKの受信料の問題。その他のことを訴えることはしない」と第一声でコメントする場面が映った。


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■「NHKをぶっこわす!」

また、滋賀選挙区(改選数1)には、元滋賀県知事で、無所属新人の嘉田由紀子氏(立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党推薦)、自民党現職で、二之湯武史氏(公明党推薦)、音楽教室経営、NHKから国民を守る党の新人、服部修氏が立候補。

服部氏も第一声で「NHKをぶっこわす! 料金体系をすっきりさせたい」「選挙に行ったことがない人たちにも関心持ってもらい若い世代の票を掘り起こす」と主張する場面が同様に映った。

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