
「ミュージシャンになる」「会社を立ち上げたい」など、誰もが一度は夢を抱き追いかけた経験があるはず。しかし、大人になるにつれて諦めなければならないことは増えていく。中には、結婚や金銭的な問題などの理由から夢を諦めてしまった人もいるのではないだろうか。
■約2割が後悔を抱える
しらべぇ編集部は、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査を実施したところ、全体の19.9%が「夢を諦めたことを後悔している」と回答した。
夢を諦めることは人生に大きく関わる決断でもあるため、執着を持っている人が多いと思いきや、意外にも未練を持っている人は少ないようだ。なお、男性は19.1%、女性では20.7%と、男女で大きな差は見られなかった。
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■30代にやや目立つ
さらに、この調査結果を男女年代別にみていくと…
もっとも夢を諦めたことを後悔している人が多い世代は、20・30代女性で23.3%と同率。30代男性が23.0%と僅差で続いた。
一方で、もっとも割合が低いのは20代男性で15.7%と同世代の女性と大きく差が開いている。 男性陣は年代ごとにばらつきが見られるものの、男女共に60代になると夢に未練を持っている人が1割台に留まっている。
年齢を重ねるたびに多くの経験を積むだろう。これまでの人生を振り返った時、夢を諦めてたからこその人生をということだろうか。
■夢を諦めたことを後悔している職業は?
また、この調査結果を職業別に見ていくと興味深い結果が見えてきた。
もっとも、後悔している人が目立ったのは、自由業で31.3%と突出。芸術家や作家、写真家にフリーライターなど、一見夢を叶えた人だと思われやすい職業がまさかのトップ。どのような夢を諦めてたのか気になるところだ。
一方、もっとも割合が低いのは会社員層で16.7%と意外な結果となった。現在勤めている会社で新たな夢や目標を見つけ充実した生活を送れている人が多い可能性もある。
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(文/しらべぇ編集部・桜花ななこ)