「魚の赤身はマラソンランナー、白身はスプリンター」 チコちゃんの例えに困惑の声

『チコちゃんに叱られる』で赤身と白身の違いを紹介。チコちゃんに回答に一瞬困惑の声も…

2019/07/06 10:40

チコちゃん

5日に放送された『チコちゃんに叱られる』(NHK)で、扱われたテーマのひとつ「魚の赤身と白身はなぜ色が違う?」のチコちゃんの回答が話題となっている。筋肉の質が違うというのがテーマの答えなのだが、ストレートに回答しなかったことに対して困惑の声が相次いでいる。



 

■「赤身はマラソンランナー…」

気になるチコちゃんの回答は「赤身はマラソンランナー、白身はスプリンター」だという。魚たちの筋肉の質によって赤身と白身でわけられるようだ。

赤身はマグロやカツオ、白身はタイやヒラメのような魚が代表される。動物の筋肉は通常、赤い筋肉である赤筋、白い筋肉の白筋があると説明。魚の普段の生活によって、どちらかの筋肉量が多くなるため、赤と白のように色の違いがでるようだ。

昼夜問わずよく動く回遊魚はマラソンランナーと例えおり、持久力の高い赤筋を多くを持っている。対するスプリンターは、普段はあまり動かないが、瞬発力の高い白筋を持っている魚のことを指している。

持久力の高い赤身にはミオグロビンが多く含まれており、白身には少ないそうだ。ミオグロビンの含有量によって赤身魚と白身魚が分けられており、10mg以上持っていると赤身魚に分類されるそうだ。ちなみに、さんまは35mgのミオグロビンを有しているため、赤身の魚に分類されると紹介した。


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■視聴者は困惑も

聞いただけではどういうことか分からなくなってしまう回答にツイッターでは困惑の声が相次いだ。


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■敷かれているツマは食べる?

白身と赤身の魚を楽しむといえばお刺身。大半のお刺身にはツマが敷かれているが食べる人はどのくらいの割合なのだろうか。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名を対象に「刺し身のつまを食べるか」について調査を実施した。およそ半数の人が食べると回答しているが、若者ではやや少なく、中高年は食べる傾向にあるようだ。

刺し身ツマ

絶妙な例えで視聴者を困惑させることもあるチコちゃん。これからも分かりやすい回答だけでなく遊び心のある回答にも期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20~60代の男女1342名(有効回答数)

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