「何度注意しても直らない…」 子供に手を上げそうになったことがある人の割合は?

幼い子供は言葉で説明してもなかなか聞き入れてくれない時もある。そんな時、つい手をあげてしまいそうになることもあるのでは。

2019/07/07 19:30

母娘
(Hakase_/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

子育ては24時間年中無休。子供は天使のようにかわいいと感じていても、忙しない毎日に育児疲れを感じてしまう両親もいるだろう。

「目に入れても痛くない」とはいうものの、中々いうことを聞かない子供の言動や行動にイライラしてしまい、つい手を上げそうになった経験がある人も少なくないはず。


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■6割が手を上げそうになった経験あり

しらべぇ編集部は全国20〜60代の子供がいる男女627名を対象に調査したところ全体の61.7%が「子供に手を上げそうになったことがある」と回答した。

子供に手をあげる

なお、男性58.3%、女性64.8%とやや女性の割合が高いようだ。


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■成長を見守ってきたからこそ?

さらに、この調査結果を男女年代別に見ていくと…

子供に手をあげる

男女共にもっとも割合が高いのは50代であり、男性は62.8%、女性においては7割を越え。また、すべての世代で女性の割合が上回っており、年齢とともに経験者の割合が増えている。

子供には「イヤイヤ期」「反抗期」など、成長とともに心に特有の変化が現れ、その度に我が子との関わり方に頭を悩ますだろう。

自身の抱えるストレスや育児疲れから、 我が子の成長をそばで見守ってきたからこそ子育てに苦悩し、手をあげてしまいそうになった経験があるのかもしれない。


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■しつけの一環として

また、この調査結果を「まだ抵抗できない子供に暴力を振るうのは卑劣だ」と考えている人の割合と掛け合わせると、男女ともに7割の人が、「子供に暴力を振るうことが良くない」と思いつつも、子供に手を上げそうになった経験があることが判明した。

子供に手をあげる

実際に、子育て中の20代女性に話を聞いてみたところ…

「息子は食事中に足を立てて座るクセがあり、何度注意してもなおらないので、ピシッと足を叩いてしまったことが何度かあります。


感情的に子供に暴力をふるったことは1度もありませんが、注意をするときに言葉で説明するより先に「ダメ!」と言いながら手や足を叩いてしまうことがあります」


幼い子供は言葉で説明しても、なかなか話を聞いてくれないことがある。社会で必要なルールを身につけてもらうため、止むを得ず叩いて教えなければならない場面に遭遇することもあるだろう。

昨今「しつけと虐待の違い」に関する話題が注目されており、子供に手をあげてしまうことに対して、敏感かつ繊細に扱われる時代となった。もし、叩いてしつけをしてしまった際は、「叩いてしまった理由」をしっかりと説明し、フォローすることが大切だ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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