過去には凄惨な事件も… 8割の人が「お金は人を変えてしまう」と心配
生きるのに必要な「お金」。だれだってたくさん欲しいと思いそうだが、ときには人を変えてしまうのかも。
わたしたちの生活に欠かせない「お金」。個々で必要とする額は違うものの、現代社会で生きるためには必要不可欠と思われる。「お金」によって、人生の充実度も多少なりとも左右されるのではないだろうか。
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■「お金」に壊された人生の末路
しかし、お金がらみで身を滅ぼすというのは、現実でも昔語りでもよくある話だ。
たとえば、イギリスのマイケル・キャロルさんは、2002年に宝くじで約15億円を当てたものの、ドラッグやギャンブルにおぼれ、ついにはコカイン所持などの罪で逮捕。犯罪者となってしまった。
さらに日本では、2016年に盛岡市でおきた放火殺人事件で、兄弟が死亡。遺産相続を巡ったトラブルが原因とも言われている。やはり、お金は人を変えてしまうのだろうか…
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■お金の怖さを感じる人は約8割
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1732名を対象に調査したところ、「お金は人を変えてしまうと思う」人は、全体の82.0%。約8割もの人が「お金」の怖さを感じているようだ。
男女別では、男性は79.3%、女性は84.5%と、いずれも高いが、女性がやや多めの傾向。女性のほうが、お金に対し慎重な人が多いのかもしれない。