賛否両論巻き起こる女性による「お酌」文化 実際どう思うか聞いてみると…
日本にはびこる女性のお酌。やっぱり不適切?
7月は人事異動が増える時期だ。部署に新しい社員がやってくれば、歓迎会を開くところが多いだろう。そんな歓迎会などで見られるのが、女性から男性への「お酌」。
一部の女性からは「性差別だ」「時代錯誤」との声もあがっているが、飲み会などでの「女性によるお酌」について、どう考えているのだろうか。
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■女性がお酌をすることは不適切だと思う?
しらべぇ編集部では全国の20~60代の1,565名に「女性がお酌すること」について調査を実施。
結果、「そう思う」は28.9%、「ややそう思う」は35.5で、不適切と考えている人は64.3%。やはり女性が酒を振る舞うような形となる「お酌」に否定的な人が多数を占めている。
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■60代女性は最も否定的
「女性がお酌をすることは不適切」と答えた人を性年代別に見ると傾向が出た。
最も高い割合となったのは、今までお酌をする機会が多かったと思われる60代女性で、75.5%。女性というだけでお酌をさせられることに、やはり理不尽なものを感じていた様子。
また、20代女性も74.8%と割合が高い。一方男性は女性と比較すると容認派が多いが、それでもすべての世代で半数以上が「不適切」と感じている。
昭和の時代では当たり前のように行われていた女性のお酌だが、現在では不適切との考え方が浸透したようだ。