安田レイ、新曲『over and over/dazzling tomorrow』で見せる新しいテーマ
安田レイが12枚目のシングル『over and over/dazzling tomorrow』をリリース。インタビューを行った。
■不安な思い、涙を共有できること
———サビで「そばに」という言葉が繰り返されるのがとても心地よくて、そっと寄り添ってくれるような優しさを感じました。
安田:「泣きたい 泣けるときほど そばに そばに」って歌詞は、一緒に不安な思いや涙を共有し合える人がいることって、すごく幸せなことだなという想いで歌っています。
私はひとりで溜め込んでしまうタイプなんです。でも、誰かが一緒に泣いてくれると、「一緒に前に行けるんだったら、それならできるかもしれない」と思えるし、涙を流すことって決して悪いことじゃないなって。
———涙を共有するって考え方はとても新鮮で、すごく素敵だと思います。不安な気持ちのようにネガティブなとき以外にも、嬉しいときであったり、感動したときであったり、泣いてしまうことがあると思うのですが、最近、涙を流すような出来事はありましたか?
安田:今日の朝、福原美穂さんの『ドリーマー』という楽曲を聴いて泣きながら、ここ(インタビュー現場)に来ました(笑)。
———すごくタイムリーでした! 『ドリーマー』が収録された福原さんのアルバム『RAINBOW』が発売されたのは2009年。安田さんが音楽ユニット「元気ロケッツ」のボーカルとして活動を始めたあとになりますよね。
安田:そうそう! その時期の曲です。すごく大好きな曲で、私、ラジオをやってるんですけど、今度、福原さんをゲストにお迎えして、一緒に歌うことになって、改めて聴いたんですね。
楽曲で歌われている心境が当時高校生だった自分にもすごく当てはまったけど、今の自分にも当てはまってて。いま歌ったほうが意味合い的にも、すごいリアルになるなと思いました。
名古屋のブルーノートでもこの楽曲を歌わせていただこうと思っていて、それをさっき福原さんにDMしたらすごく喜んでくださいました。
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■聴いてたいなって思うくらい
———ちなみに、福原さんと一緒に『ドリーマー』を歌われるラジオは、先日SIRUPさんがゲストで出演されていた番組ですかね?
安田:…とはまた違う番組です。私、ラジオを3つやらせてもらってて(笑)。SIRUPさんに出演していただいたのは『CITY GIRLS MUSIC』で、福原さんが来てくれるのは『JA全農COUNT DOWN JAPAN』ですね。
———3択を外してしまいました…(笑)。と、とにかく共演が楽しみですね!
安田:楽しみですけど、めちゃくちゃ緊張します。こんなに愛のあるあたたかい歌を歌える日本のアーティストって、他にいないなと思っていて。
すごく愛情を感じるというのか、福原さんは北海道出身なんですけど、北海道の大地に包み込まれるような。福原さんには、「福原さんの曲にハグしてもらってます」って伝えさせていただいたんですけど、そういう力を感じます。本人と一緒に歌うより、聴いてたいなって思うくらい(笑)