安田レイ、新曲『over and over/dazzling tomorrow』で見せる新しいテーマ
安田レイが12枚目のシングル『over and over/dazzling tomorrow』をリリース。インタビューを行った。
■安田レイの新しいテーマ
———今回の2曲を聴いていて、安田さんがこれまでに歌ってこられた楽曲にはなかった柔らかさのようなものを個人的には感じました。
安田:柔らかさっていうのは、「安田レイ」の新しいテーマだと思っています。デビューした20歳の頃は、がむしゃらに「頑張る頑張る頑張る…!」って自分の気持ち的にも力んでる部分があったと思うんです。
でも26歳になって、いろんなアーティストの方と出会って、いろんな音楽に触れて、自分の価値観も少しずつ変わってきて、自分の声でもっと勝負していきたいなと思うようになりました。
なので、音を作るときも、何でもかんでもプラスするんじゃなくて、自分の声を引き立てるためにどこかを引いてっていうように取り組んでいて。それが「柔らかい」って印象を感じる大きな理由なのかなと思います。
———前回インタビューさせてもらったときにはなかった意識だと思います。何かきっかけはあったんですか?
安田:最近聴いてる音楽が影響していると思います。洋楽でも邦楽でも、音数が少なくてビートがあって、ベースがあって声があって、言葉がすごく入ってくる音作りをしている楽曲を聴くことが多いです。
———アーティストでいうと?
安田:4月に東京EX THEATER ROPPONGIで見させてもらった、iriちゃんのライブはすごかったですね。ライブの音作りがすごくかっこよくて、どこに座ってても、iriちゃんの言葉がドクドク伝わってきて。ドクドクって表現は違うな…。
———もっとバシッと伝わる表現がありますかね?
安田:ドクドクって血が出てるみたいですもんね…。ズキズキ? グサグサ? まあまあまあ(笑)。はい…伝わってきました(笑)。
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■音源にはないライブの良さ
———今月26日には、名古屋のブルーノートでワンマンライブを行われますよね。安田さんの思うライブの魅力とは何でしょうか?
安田:ライブって地域によって、来てくれている人のその日のテンションによって、変わってくると思うし、すごいナマモノっていうか、生き物だと思います。
もちろん音源で聴いてもらって、みんなの日常に私の曲が溶け込んでくれてたら嬉しいです。でもやっぱり私はライブに来てほしいと思うし、その場の温度感をシェアできるライブが大好きです。
■目標はワールドツアー?
———「やりたいことは口にしてきた」。ソロデビューしてすぐの20歳のときに、安田さんがインタビューでおっしゃっていた言葉です。最後に、26歳になった今の安田レイが叶えたいことを教えてください。
安田:えー、当時はなんて言ってたんだろう…。でも、今はホールツアーをやりたいです。全国各地に熱く応援してくださるファンの方がいらっしゃるので、みなさんが住んでいる街に行って、ホールで。それができるように頑張りたいと思います。
———ありがとうございました。ちなみに、20歳の安田さんの目標は「ワールドツアー」でした!
安田:うわあ! それはまた大きく出たなあ(笑)。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)