観光バスとセンターラインを越えた軽乗用車が衝突 21名が救急搬送
3連休初日にバス事故の衝撃…
3連休初日、観光地が賑わう中、長野県で負傷者多数の事故が発生。その詳細を探るべく、しらべぇ取材班は、消防とバス会社を直撃した。
■軽乗用車の運転手が死亡
松本広域消防局によると午後0時32分に「バスと乗用車が衝突事故を起こした」という119番通報が入った。消防関係車両12台(うち救急車5台)が、長野県松本市安曇の国道158号の現場に駆けつけた。
軽乗用車を運転していた男性(56)が意識不明の重体、同乗の女性(52)が重傷。バスの乗客19名が軽傷で、松本市内の病院に救急搬送された。搬送後運転していた男性が死亡。
警察によると、現場は北アルプスの山々を望む松本市の上高地に通じる片側1車線の道路で、3連休の初日ということもあって当時、多くの車が通行していたとみられるという。警察は事故の状況を詳しく調べている。
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■センターラインを越えてきた
バスを運行していた茨城県ひたちなか市の月川観光バスの担当者は、しらべぇ編集部の取材に対して、「旅行代理店からの依頼でバスを出した。事故の様子はバスのドライブレコーダーで確認したが、軽乗用車がセンターラインを越えて突っ込んで来た。バスは10日前に納車された新車。41名が乗車していたが病院に搬送された乗客以外は、代車で目的地の温泉の宿に向かった」と回答。
13日朝、茨城県を出て、1泊2日の予定で長野県に向かっていたといい、13日は上高地などを観光する予定だった。
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■狭いしカーブが多いという声が…
現場付近は狭いし、カーブが多いという声があがっている。
「狭いしカーブが多いし、あり得ます。自家用車の方は上高地散策か登山目的だったのかな…回復を祈ります」
「あの道は山道に慣れた人じゃないと厳しいかもしれません。カーブの連続でしかも狭い」
「GWに上高地に行ったとき、道幅が狭いのと観光地だからバスがたくさん走ってるし怖かったイメージが有ります」
「この辺りはカーブが多くて見通しの悪い道路なので、対向車線に気を付けて、速度の上げすぎに注意をして運転したほうが良いです」
3連休、事故には充分気をつけて、英気を養いたい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)