公明党・山口那津男代表への刺客 「れいわ新選組」現役創価学会員候補

参院選東京選挙区では、予想外の「創価学会対決」が繰り広げられている。公明党 vs れいわ新選組の戦いだ。

2019/07/14 08:40


 

■「池田名誉会長の意志」と語る

そして、野原氏はなんと、「今の公明党ならば、ぶっ壊すのが池田大作創価学会名誉会長の意志だ」と語る。

「池田先生は公明党の前身・公明政治連盟を結成したときに、『もし将来、平和や福祉を捨てたら、民衆に敵対するようになったならば、党を壊しなさい』とご指導なさっています。私が今の公明党をぶっ壊す、というのは池田先生のご意志なのです」


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■公明党ウォッチャーの見解は…

山口那津男

今のところ、公明党は野原ヨシマサ氏の出馬を完全に黙殺しているが、「気が気でならないだろう」というのが、自身が学会員二世で公明党ウォッチャーのMasamin氏だ。

「じつをいうと、公営掲示板を見ると、山口那津男・代表のポスターに『公明党』の『こ』の字も入っていなくて話題になっています。公明党職員ですら、それに気づいていない人もいます。


党代表が政党名を隠すとは、社長が名刺に自社の名前を入れていないようなものです。一方、野原ヨシマサさんは『沖縄創価学会壮年部』と大書してある。これでは、どちらが創価学会が推す候補だか、一般には分からなくなる。


山口代表の当選は確実ですが、タカ派色の強い安倍政権の6年半で公明党は『下駄の雪』よろしくずっとくっついきた。平和・福祉を理想とする創価学会員の中に内心、不満に思っている人も少なくない。


どれだけ学会員で離反者が出て野原候補に投票するのか。山口代表は気が気でありません」

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(取材・文/France10・及川健二

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