母親の母子手帳を見たら「まさかのメモ」が… その内容に女性は絶句
母親の母子手帳の中に「男の子じゃなくてガッカリ」という趣旨のメモが挟まっていたという。
■「私も…」と寄せられる体験談
この投稿に対し、他のネットユーザーからは慰めの声が寄せられるとともに、同じような境遇にある人からはそれぞれの体験談が寄せられることに。
「目の前ではっきり、弟のほうが『何倍もかわいい、あんたはいらない』と笑顔で言われたとき。子供心に傷付いた」
「私も母親に『お兄ちゃん(男の子)のほうがかわいい』と散々言われてたから主さんの辛さ、なんかわかります 」
「母いわく『周りが娘がいたら旦那が帰ってくるって言うから無理して作って産んだ』『娘(私)が生まれても旦那は離れていったので離婚したのは娘(私)のせい』らしいです。笑っちゃうよね」
「私は兄がいて、下は弟なんだけど、大人になるにつれて、母は男を二人産みたかったけど、私が女だったから頑張ってもう一人産んだっていうのがわかってきてちょっとしんどかった。 食事のテーブルも、弟よりも末席に設定されたり、来客があって椅子が足りなくなるとなぜか私だけが毎回ぼろいパイプいすに座らされたり。最終的にパイプいすに座るのが嫌で、来客があると私は別室で食事してました」
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■親を憎んだ人は35.1%
投稿者のような境遇で育つと、親を憎く思うのも無理ないだろう。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1732名を対象に調査したところ、「親を憎んだことがある」人は、全体の35.1%。
男女別では、男性は31.3%、女性は38.5%と、女性のほうが約7%高い結果だった。
たとえ違う性別の子供が欲しかったとしても、将来見られる可能性のある母子手帳に、不用意なメモを残さないのは、親としての最低限の優しさなのではないだろうか。そんなふうにも思えるエピソードであった。
(文/しらべぇ編集部・倉本薫子)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)