人寄せパンダとして飛び回る立憲民主党・市井紗耶香 演説は子育てのシングルイシュー

モーニング娘。全盛期メンバーとして活躍した市井紗耶香。現在、4児の母として参院選比例区に立候補している。

2019/07/19 10:20

市井紗耶香

10日放送のフジテレビ系「梅沢富美男のズバッと聞きます! モー娘。同窓会SP」では、矢口真里、飯田圭織、保田圭らが出演し、主に矢口、保田が話した。

モーニング娘。二期生は矢口、保田、そして、参院選に出馬中の市井紗耶香である。番組では市井が出るシーンはモザイクがかかり、ネットでは話題になった。

モー娘。のファンで大手出版社に務める女性編集者が語る。

「モー娘。で一番美人だった。プッチモニのセンターになったときはすごく嬉しかった。女子に人気あるタイプだと思います。ゴマキや安倍なつみより数倍綺麗な顔してますね。モー娘。を辞めてパッとしなくなって、私は気持ちが薄れていきました。


でも、『梅ズバ』ですが、モーニング娘。を特集するならば、市井さんが参院議員になってから放映すれば良かったのではないでしょうか。参院議員に出世した彼女のトークを聴きたい人も多いはずです。だって、全盛期の黄金メンバーの一人ですからね」



 

■出馬会見で子育て訴えると宣言

市井は現在、人寄せパンダとして激戦区をまわっている。京都、大阪、福岡、静岡、山梨、東京など分刻みのスケジュールで動いている。6月26日の出馬会見では冒頭で次のように自身の子育てについて語った。


「私が今、最も自らの気持ちを捧げ、自らの時間を注いでいるのは子育てです。私には4人の子供がいます。上は14歳、12歳、下は6歳、一番下はようやく2歳になりました。


一番上の子供は私が20歳のときに出産しました。初めてわが子を抱いたとき、『この子を命がけで守る』、そんな気持ちが芽生えたのを覚えています。


4人の子育ては本当に大変ですが、お互いが助け合い、子供一人ひとりが健やかに育ち、子供たちの成長を日々見つめることができるのはとても幸せなことだと実感しています。


ただ、自らが子育てを経験する中で、今の日本が本当に子育て世代に温かい社会になっているか疑問に思うことがたくさんあります。例えば、病児保育。子供はちょっとしたことから急に発熱をしたり体調を崩すことがあります。


そんなとき、フルタイムで働いているお母さん方は前日から病児保育を血眼になって探したり、ようやく一時保育先が見つかっても家から何駅も離れたエリアだったり、子供も親も心身ともに疲労困憊になっているのが実情です。


東京などの都会で病児保育を支援する団体の施設が増えてきたのは事実ですが、子育てをしている私たちの実感からするとまったく足りていないのが現状で、特に地方に行けば行くほどその環境は厳しいものになっていると思います」


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■子供にかかるお金の問題にも

また、子育てや不妊治療などにかかるリアルな経済面にも触れた。

「このような環境は、住んでいる場所にかかわらず、国全体で解決しなければならない問題。そして、子育てにはどんなに工夫をしてもお金がかかります。


「最近の子供はぜいたく」という声が時折聞こえてきますが、どんなに節約をしても毎月のおむつ代、ミルク代、着るものに食費など、どうしてもお金がかかってしまいます。


現在子育て世代は児童手当で支援をいただいており、大変感謝しておりますが、その手当では十分ではないことは子育て家族では誰もが知っています。


やはり、日本社会全体で子育てを応援していくために、もっと児童手当を拡充して、経済的な面で子育て家庭を支援していくことが必要だ。そして、子育てを支えてくれている保育士さんや看護師さんの人数不足や、職場環境のことも大きな問題だと思います。


また、子供を授かりたくても授かれず、不妊治療に多額のお金をかけなければいけない夫婦もおり、そのような家庭も社会全体で支えていく仕組みが必要だと思います。


子育てにかかわる問題点、改善点はきりがありません。最近はそのような問題点が多く議論されるようになりましたが、私たちのような子育て家族が望むようなスピードで解決されていないのがとても残念です。


おそらく理由は、子育てを経験し、または子育てをしている当事者、特に現役のお母さんが政治の世界に少なすぎるからだと思います」


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