1ヶ月に自分の好きに使える金額は? 「月1000円未満」生活の実態とは…
厳しい現実が判明?自由に使える金額は多いに越したことはないが…
生きていくためには、食費、光熱水費、携帯料金など、毎月多くの支払いをしなくてはいけない。そうした支払いを終え、手元に残ったなかから、行きたかったところに行ったり欲しかった物を買ったりするのは、大きな喜びでもあるだろう。
世間の人々は、どのくらいの金額を自由に使えているのだろうか。
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■月1~3万円が一般的
しらべぇ編集部では全国10代〜60代の1,732名を対象に「1ヶ月に自分の好きに使える金額はいくら?」か調査を実施。
その結果、1万~3万円未満と回答する人が約3割という結果に。1,000円~1万円未満の割合も26.6%と高く、1,000円~3万円までが一般的な自分のために使える金額のようだ。
また、1,000円未満の割合が19.5%と高いことも大変興味深い。
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■1,000円未満の人の実態は…
月1,000円未満しか自由に使うことができない人は、どんな人たちなのだろうか。男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高いのは40代女性で27.7%。続いて30代男性が26.7%となった。まだ自活している人が少ないであろう10代よりも、40代女性30代男性の割合が高いのは驚きだ。
30代40代は、バブル崩壊後の不景気のあおりを直に受けた世代でもある。そうした不安定な経済状況の影響や、育児真っ只中世代であることから、自分の自由にできるお金が少なくなるのだろうか。
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■自営業は自由がない?
さらに、1,000円未満の割合を職業別に見ていくと…
自営業の割合が27.4%と高く、26.4%の無職よりも高い結果に。さらに自由業が20.9%で続く結果となった。
自営業や自由業は、事業にかかる経費を自分で負担しなくてはいけないため必要経費の支払いに追われることも多い。また、収入が不安定なことから、先のことを考えると多くの金額を自分のために使うことはできないのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)