闇営業芸人も実感? 日本はミスに不寛容か聞くと若者の答えは…

闇営業問題で謹慎芸人に厳しい声が飛ぶ日本社会。そんな現状に「不寛容」を指摘する声も

2019/07/20 14:30



■不寛容だと思わない人の声は?

とくに不寛容だと思わないと話すのは、50代Kさんだ。

「批判が殺到する事案は、いずれも著しく倫理を欠いた振る舞いによるもの。逆に情状酌量の余地があるミスについては、ネット上でも擁護してもらえる。


例えば、闇営業問題でも嘘をついた高給取りは批判されていますが、収入の低い芸人については同情の声もある。ネットの普及で、寛容な社会になっているとすら思う」


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■不寛容を実感する人の声は?

一方不寛容だと話すのは、20代のSさん。

「人のミスを取り上げて鬼の首を取ったように報じる風潮が嫌。サービス業者のミスを鬼の首を取ったように指摘する、些細なクレームをネットに書き込むなどしていて、不愉快に思う。


クレームが表に出やすい社会になったということもあるのでしょうが、文句を聞くたびに義理人情のない冷たい世の中だなと思ってしまう」


感じ方はそれぞれだが、「不寛容な社会」と考えている人が一定数存在していることは紛れもない事実。ミスの内容にもよるが、なるべくなら寛容な心で人と接したいものだ。

・合わせて読みたい→昔と比べてスレてしまって… 「社会で生き残るには仕方ない」との声も

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)
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