「直接言いに来いや」 恋人に大事な話をSNSやメールで言われた経験者は…
「大切なことは直接伝えてほしい」と思うのが乙女心。SNSやメールを使って伝えられたことがある人もいるようだ。
インターネットやスマホが普及し、コミュニケーションの取り方も変化し、SNSやメールで連絡を取り合うことが多いだろう。しかし、「大切なことは会って話してほしい」と思うのが乙女心というもの。
直接パートナーの口から聞きたかった話をSNSやメッセージで受け取った経験がある女性はどれくらいいるのだろうか。
■5人に1人が…
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の恋愛経験がある女性652名に調査をしたところ、全体の20.7%が「パートナーに面と向かって言ってほしいことをメールで言われたことがある」と回答した。
「カミングアウト」「喧嘩した後の仲直り」「別れの連絡」など、直接話してほしいと思う言葉はたくさんあるだろう。 5人に1人がメールで伝えられていると考えるとなかなか多いのではないだろうか。
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■20代はSNSが主流?
さらに、この調査結果を年代別にみていくと、もっとも割合が高いのは20代で39.1%と突出している。30代も3割台で続き若い世代に目立つ結果となった。
一般的に、男性は女性と比べて感情を表現することが苦手と言われることがある。20・30代はSNSやメールに慣れ親しんでいるスマホ世代。スタンプや短い文で気持ちを伝えられる手軽さも相まって、肝心なことをSNSやメールで伝えてしまう人が多いのだろうか。
また、年齢とともに割合が減っていき、もっとも低いのは60代で7.2%。一昔前は、現代と違い個人と個人を直接繋ぐ連絡手段が少なかった。そのため、不器用ながらも直接コミュニケーションを取っていた男性が多かったのかも。
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■「直接言いに来いや!」
実際に、大切なことをSNSやメールで言われたことがある女性に話を聞いてみた。
「同棲している彼と大喧嘩した日、別々の部屋で過ごしていたらLINEで『さっきはごめん』との文字。直接言えや…と余計イライラしてしまいました」
「別れ話をラインでされたけど、大切な話は直接やりとりしたいと思い、電話を折り返し『直接言いにこいや!ついでに荷物持ってけ!』って言ってやりました。もちろん別れました(笑)」
「今日あった出来事を日記のように長文で綴ってくる人がいました。あまりにも長く返事にも困ったので『直接あった時に教えてほしいな』と言ってしまいました」
SNSやメールでは相手の表情が見えないため誤解を与えやすい。真剣さや深刻さが伝わらないだけはなく、「不誠実な人」という印象を与えてしまうこともあるだろう。大切なことはしっかり相手の目を見て伝えるよう心がけたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の恋人がいる女性653名(有効回答数)