■大人が目を離した一瞬のすきに
事故当時、母親はその現場にはいなかった。事故は別れた夫の自宅のプールで起きていたためだ。さらに女の子の父親は当時その家にはおらず、子供たちの面倒を見ていたのは交際中の女性であったという。
その女性は「当時はトイレのためプールを離れていた」と説明しており、監視が不十分だったこともあわせ、警察の調査はまだ続いている。
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■危険な場所はないか十分注意を
かわいい娘を一瞬の感電事故で失ってしまった母親は、『KCRA-TV』にこう話している。
「これは庭にプールがある、どのご家庭で起きてもおかしくない悲劇的な事件です」
「水に濡れた状態ですから、電気関係は特に注意が必要。危険なところがないか、大人が十分に確認してあげてください」
「そして何より、子供たちから常に目を離さないことです。私たちの場合、そこを怠ってしまいました」
こうした事故は国の内外を問わず、個人所有のプール以外でも起きている。プールの周辺には電気関係の装置やコードがそれなりに存在しており、子供たちに「触れると危険」ということを十分に教えておく必要があるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・浅野ナオミ)