犬が増えると焼き殺していた極悪ブリーダー 「買った犬が病弱」苦情も

言葉を話せない動物たち。どうしてもっと優しく接してあげられないのだろうか。

社会

2019/07/22 09:40

子犬
(RedThinkHead/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

犬や猫など動物が大好きな人々が経営、あるいは従事しているはずのブリーダー業。しかし中には、動物たちが単なる金儲けの手段、商品にしか見えない者もいるようだ。



 

■動物虐待防止協会の職員が見た光景

英国スコットランドのアバディーンシャーにある大規模ドッグファームから、むごたらしい動物虐待致死事件が伝えられ、世界の愛犬家たちを激怒させている。

スコットランド動物虐待防止協会に、そのドッグファームから買った犬がすぐに病死した、あるいは皮膚病を起こしているといった苦情が頻繁に入るようになり、調査に向かったところ職員は驚きの惨状を目にした。

そこには1台の焼け焦げた車があり、車内には大量の焼け焦げた子犬の死骸が。イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルやテリアをはじめ、犬種は様々だった。


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■劣悪な環境で多くの犬が病気に

ドッグファームの動物飼育環境は劣悪で、100匹近くいる犬たちの多くが皮膚病を発症していた。ファームでは慢性的に犬の個体数を持て余しており、それを減らすために犬を車に閉じ込めては焼き殺していたという。

こうしたことから、経営者である50代の男と20代の女が動物保護法違反や動物虐待致死容疑で逮捕・起訴され、このたび2人に有罪の評決が下った。量刑は数日以内に言い渡される。

男は2006年および2013年にもブリーダー業における動物虐待で有罪判決を受けており、反省の色や改善の努力がみられないことから、服役は免れないとの見方もあるようだ。

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 ■残虐なブリーダーはあちこちに

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