ウォータースライダーで恐怖の事故 女性が大量出血で救急搬送された理由
ウォータースライダーに関する事故が世界各地で頻発している。
■下腹の深部に感じた破裂音
事故当時の様子について、女性は英メディア『The Sun』の取材にこう説明している。
「スライダーの一番下で、ゴツンと何かにぶつかったような衝撃を感じるとともに、下腹の深部にちょっとした破裂音を感じたのです」
「続いて尿意に襲われました。ところが歩いているうちに股間から血がダラダラとこぼれ落ちて、誰かが救急車を呼んでくれたのです。病院では硬膜外麻酔とともに、懸命な止血作業が行われました」
「夫に『子供たちにもう会えないのかもしれない。世話をどうかよろしくね』と伝えると、徐々に意識が遠のいていきました」
また意識を失う直前には、もう赤ちゃんは産めないのかもしれないという不安が胸いっぱいに広がってしまったという。
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■正しい乗り方を指導されず
「ザ・カミカゼ」には正しい乗り方があった。足を組んで乗ることで、突き刺さる水の刺激を緩和することができるという。その女性は、「もしもきちんとした指導があったなら、こんなことにはならなかったのに」と怒りをあらわにしている。
また当時ライフガードが10名ほどいたものの、大出血を起こし始めた彼女に対し、誰ひとりとして手を差し伸べる者はいなかった。彼女と夫は今、このウォーターパークの運営者に対して損害賠償を求める裁判を起こすことを検討している。
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(文/しらべぇ編集部・浅野ナオミ)