「ギャーッ!」 若者が同じ時間に街で一斉に叫ぶワケ
若いからこそOK。若くもないのに大声で喚き、絶叫するのはイタすぎるかも…
■叫ぶことの重要性
闘うために必要なアドレナリンを増加させる目的としても大切になる「叫ぶ」という行為。スポーツの試合で選手たちはたびたび大きな叫び声をあげる。
ポイントをあげた際の誇らしげな雄叫びもあれば、ミスして弱気になっている自分に喝を入れるために叫ぶことも。また怒りや苛立ちで悪化するムードをリセットするため、天に向かって何やら叫ぶ選手も多い。
また、痴漢ほか恐怖に直面した女性は、助けを求めるために大声をあげたほうが良い場合がある。ところが「その場にへたり込むばかりで声が出なかった」という女性はとても多いといわれている。
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■叫んだ経験がない女性も
なんと「一度も叫んだことがない」という若い女性は意外にも多いようだ。しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1352人を対象に調査を実施したところ、「キャー」と叫んだことがある人は全体で25.2%。恥ずかしさがあるのか、男女とも若いほど声が出ない傾向にあるようだ。
身を守るためにもストレスの発散のためにも、時には必要な「絶叫」。ただし、むやみに叫び声をあげれば精神面の問題を抱えていると疑われるだけ。できればスポーツおよび応援、あるいはテーマパークなどで思い切り叫ぶ練習をしておきたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野ナオミ)
対象:全国20代~60代の男女1,352名 (有効回答数)