埼玉県で3人の教諭が懲戒処分に 数々の問題行動の実態とは…

男性教師が授業中に児童に性器を見せようとした衝撃…

2019/07/27 08:40


■積立金を盗難

2人目は、市立桶川中学校の男性教諭(57)。1月27日に他の教員らの私的な積立金を盗み、コンビニ店のごみ箱に捨てたとして、停職6カ月の懲戒処分とした。

教諭は「置いてはいけない場所に現金を保管してあり、『懲らしめてやろう』と思った」と話しているという。

この中学校では、学年ごとに教師が自主的に教員の親睦旅行やお茶菓子代にあてるために積み立てを行っていたそう。男性教諭は、勤務校事務室内の耐火書庫に保管されていた現金317,931円を持ち出し、のちに校長にその行為を自ら申告。

なお、警察に被害届を提出していたが、教諭が自ら申告し被害金額も弁償したため、示談が成立。校長が被害届を取り下げたという。


関連記事:小学校で教師が暴走 女子児童ひとりを逆さ吊りにする凄まじい体罰

■「不祥事の根絶に取り組む」

3人目は、熊谷市立妻沼東中学校の男性教諭(32)。飲み会で酒を飲んだ帰りに車を運転し、道交法違反で摘発され停職6カ月の懲戒処分とした。教諭は6月20日に略式起訴され、罰金30万円を支払った。

相次ぐ不祥事に対して、小松弥生教育長は「大変重く受け止めている。信頼回復のため、粘り強く不祥事の根絶に取り組む」とのコメントを出した。

明らかな犯罪行為を行っても、首にならない教育現場。民間との大きな認識のズレが、世間の不信につながっていることは、言うまでもない。

・合わせて読みたい→美術教師なのに美術部を持てない? 文科省は「顧問決めるのは校長の権限」

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

コンビニ飲み会学校埼玉県教諭被害届
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング