寝てる人に話しかけても起きないのはなぜ? チコちゃんの回答に納得の声
『チコちゃんに叱られる』で寝ている時に話しかけられても起きない理由を解説。睡眠時の脳の働きが影響していた!
26日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)では、「なぜ寝ている人に話しかけても起きない?」というテーマが扱われた。確かに、寝ている人に話しかけてもおきることはほとんどないが、理由を知っている人はいるだろうか。
■「脳が安全な音だと判断しているから」
チコちゃんのテーマに対する答えは「脳が安全な音だと判断しているから」だという。寝ている間の脳の動きが関係しているようだ。
人間は寝ている時でも音は聞こえていると説明をはじめた。人間だけでなく様々な生物が寝ている時は音を使って危険を察知しているという。音が聞こえていない場合、起きずに襲われたり、事故に巻き込まれたりして死んでしまう恐れがある。
最初は工事の音や電車の音といった音を聞きながら寝ることは難しいが、そのうち慣れていく。工事や電車の音を脳が「安全な音」と判断するおかげで問題なく寝られるようになるようだ。
寝ている際に人に話しかけられても危険でないと脳が判断するため、目が覚めないと解説した。
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■感情の影響も大きい
人の目覚めは感情の影響も大きいようだ。起きると楽しいことがある時には目覚ましの時間より早く起きる。反対に嫌なことがある時には目覚ましを無意識に止めて寝続けてしまうといった自分の状態によって寝起きが変わることも多い。
こういった睡眠の謎はどうして起きるのかまだ解明されていないとしてテーマの解説を終えた。