ダルビッシュ投手も苦言の高野連 運営に疑問を感じるか聞いてみると…
大船渡高・佐々木投手の登板回避が話題の高校野球。諸悪の根源は、高野連?
夏の全国高校野球選手権岩手大会決勝で、最高球速163キロを誇る大船渡高校の佐々木朗希投手が決勝戦で試合に出ず、花巻東高校に大敗。監督の起用法が物議を醸した。
目先の勝利を追求せず「将来」を優先した判断には称賛の声もあったが、ベストを尽くそうとしない姿勢に批判も多く、高校には多くの抗議電話も入ったとのこと。
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■高野連の運営に疑問を感じたことがある?
この問題を聞いたカブス所属のダルビッシュ有投手は、自身のTwitterで日程の見直しを提言。
春の地方大会やめて、夏の県大会予選5月からやればいいやん。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) July 26, 2019
佐々木投手の登板回避は短期間で連戦が続く過密スケジュールが原因とする声もあるだけに、賛同者も多い。
しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女を対象に高野連の運営方法について聞いた調査では、38.5%が「疑問を感じたことがある」と回答している。
「高野連、おかしくない?」と感じている人は確実に存在しているのだ。
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■中高年男性は5割超え
さらに性年代別で見ると、元球児も多い40代以上の男性は、疑問を感じたことがある人が5割超え。
批判の声を受けながらも真夏の試合を回避しようとせず、基本的なレギュレーションを変えようとしない高野連。疑問を感じる人が出てくるのは、当然のようにも思える。