ダルビッシュ投手も苦言の高野連 運営に疑問を感じるか聞いてみると…
大船渡高・佐々木投手の登板回避が話題の高校野球。諸悪の根源は、高野連?
■疑問を感じる人の意見は?
高野連の運営に疑問を感じているというIさん(40代・男性)に意見を聞いてみた。
「今年は梅雨が長引いたのであまりクローズアップされていませんが、去年猛暑で熱中症になる人が続出したのに、なんの変革もしていない。球数制限も否定的だし、球児の命をなんだと思っているのか。
そのほかにも、女性のグラウンド立ち入りや審判への抗議など、不当に禁止されていることばかり。そのいずれをも変える気がなく、結局球児に我慢をさせている」
関連記事:ダルビッシュの箸の持ち方に賛否 「まさかのトレンド入り」果たす
■問題ないとの声も
一方運営に問題はないと話すのは50代男性のAさんだ。
「高校野球の全国大会は、基本的に春休みと夏休みしかできないと思う。日程を変更しろといっても、球場確保の兼ね合いもあるし、実際問題難しい。
球数制限についてもヒステリックに導入論がありますが、全員が全員プロを目指しているわけないし。その場でベストを尽くそうとしない選手が一流になれるとは思いません」
ここ数年、様々な問題が報じられるも、基本的な部分は全く変わっていない高校野球と高野連。疑問を感じている人が一定数存在しているなかで、本当にそれで良いのか考え直す必要があるのでは。
・合わせて読みたい→空気を読むのは得意? 「読まなくてもいい」との意見もあるが…
(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)