パイロットが酒気帯びで降機 離陸寸前のスッタモンダに乗客カンカン

大勢の命を預かるという自覚はどこに。また酒気帯びパイロット逮捕の話題が…。

社会

2019/08/03 08:00

飛行機コックピット・パイロット
(MatusDuda/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

またしても「パイロットが酒気帯びで乗務できず」というニュースが伝えられた。しかもそのスッタモンダは、すべての乗客の搭乗が済み離陸間近という旅客機で発生しており、彼らの怒りと失望感は非常に大きい。


 

■酒臭かった37歳のパイロット

米国ミネソタ州のミネアポリス・セントポール国際空港で先月30日、離陸準備に入っていたデルタ航空の旅客機から、37歳のパイロットが酒気帯びにつき降機を命じられた。

ミネソタ州の法律では、乗務にあたるパイロットや客室乗務員におけるアルコール呼気検査は、制限基準値を0.04と定めており、アメリカ連邦航空局(FAA)は飲酒後8時間が経過していないパイロットの操縦を禁じている。

そのパイロットはこれらの条件をクリアできず、手荷物からアルコール飲料の空の容器が確認されたことから問答無用の降機となり、いったん当局に身柄を拘束された。


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■不自然な行動が疑惑を生む

その旅客機は当時すべての乗客が搭乗を済ませており、目的地のカリフォルニア州サンディエゴに向けて離陸の準備に入っていた。

『FOX NEWS』『CNN』などが報じたところによれば、問題のパイロットは米運輸保安局(TSA)が実施する各種スクリーニングのラインから一旦離れ、そのソワソワとした雰囲気が周囲に不信感を与えた模様。

しばらくすると戻り、検査をさっと済ませてコックピットへと急いだが、そこに「待った」が入ったという。離陸直前のスッタモンダに乗客らの怒りは大きい。

もっと早い時点でそのパイロットの飲酒が発覚し、空港でスタンバイしている別のパイロットが交代していれば、ブリーフィングも新しいメンバーで行われるため、表向きには何の支障も生じなかっただろう。

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■コックピットで醜い騒動

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