指導に従わない劣悪保育のベビーホテル 児童が夜道に寝そべる事態も
認可外保育施設の驚愕の実態が明らかに…
■最終手段の検討も…
県は、指導から勧告に対応を一段階あげている。このまま改善されなければ、事業停止命令という最終手段を前提に、「児童福祉審議会」に意見を求める予定。県は、市や町と連携を図り、保護者の意見も尊重しながら、早急に他の施設の紹介を実施予定。
県福祉長寿課の担当課長は、「通常は数回の指導の後に改善する。今回は静岡県として初で、極めて稀なケースと言える。子供の安全確保の意識、コンプライアンスに対する意識が乏しい」と話した。
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■何かあってからでは遅い
ネット上では、事故が起きてからでは手遅れだという意見があがっている。
「子供には罪はない。何かあってからでは遅い」
「子供をきちんと育てられる環境を整えて欲しい」
「保育所が足りないのはわかるが、ここは潰すべきだ」
「親は、こういう劣悪な環境にあることを知りながら預けているんでしょうか」
夜間に仕事をせざるを得ない状況を、逆手にとったビジネスは、世間が許さないだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)