那須ハイランドパークで転落事故 「命綱をつけてなかった」という原因とは
那須ハイランドパークでまさかの事故が…
夏休みで賑わう「那須ハイランドパーク」で危険な事故が発生。その原因を探るべく、しらべぇ取材班が取材を試みた。
■遊具施設から転落し意識不明
5日正午頃、栃木県那須町の「那須ハイランドパーク」内にある遊具で転落事故が起きた。自営業の男性(51)が意識不明で病院に搬送され、その後死亡した。
那須消防署によると、「50代の男性が5メートルくらいの高さから落ちてけがをした」という119番通報が入り、救急隊が現場に駆けつけたところ、男性が耳から血を流し、意識が朦朧とした状態だったという。
男性は神奈川県相模原市から家族と遊びに来ていたという。男性が落ちた「ノボランマ」は今年3月にオープンしたアトラクションで、高い所からサンドバッグへと飛び移る遊具。男性は当時、命綱などはつけていなかったという。
関連記事:浜崎あゆみ、片耳ほぼ聞こえなくても歌えたワケ “命綱”だった男性の存在
■当時4名のスタッフがいた
那須ハイランドパークの運営会社は、しらべぇ編集部の取材に対して、
「『ノボランマ』のボルダリングエリアで事故が起きた。一番高い場所は、8mあり、男性は5m付近から転落したと思われる。ボルダリングエリアには、当時4名のスタッフがいた。
お昼時ということもあり、込み合った状況でもなかった。通常は命綱をつけてのぼる。男性は命綱をつけていなかったが、その原因がスタッフのオペレーションミスなのか、男性が勝手にのぼってしまったのか。今のところ分かっていない」
と述べた。那須塩原署は取材に対して、「事故原因やなぜ命綱をつけていなかったかについては、現在捜査中」と回答。
関連記事:マップアプリのルート案内に従ったら… 凍った川に車が落ちる事故発生
■疑問の声が集まる
ネット上でも、「なぜ命綱をつけていなかったのが不思議だ」という意見があがっている。
「5メートルの高さで命綱無しって躊躇しちゃうよ。経験者とかだったのかな?」
「前にハイランドパーク行った時、ボルダリングはしっかり説明受けてから、腰に綱繋いでたよ」
「本人の意思で装着しなかったのかな? でも、それで登らしちゃダメだよね」
「子供の付き添いとかだったのかな? だとしてもハーネスはつけるべき」
他のレジャー施設でも事故が相次いでいる。施設側、そして利用者側ともに、安全に充分に留意したい。
・合わせて読みたい→デヴィ夫人、イッテQの裏側を公開 「出川哲朗に励まされて…」
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)