那須ハイランドパークで転落事故 「命綱をつけてなかった」という原因とは

那須ハイランドパークでまさかの事故が…

2019/08/06 09:40


テーマパーク
(Yicai/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

夏休みで賑わう「那須ハイランドパーク」で危険な事故が発生。その原因を探るべく、しらべぇ取材班が取材を試みた。



■遊具施設から転落し意識不明

5日正午頃、栃木県那須町の「那須ハイランドパーク」内にある遊具で転落事故が起きた。自営業の男性(51)が意識不明で病院に搬送され、その後死亡した。

那須消防署によると、「50代の男性が5メートルくらいの高さから落ちてけがをした」という119番通報が入り、救急隊が現場に駆けつけたところ、男性が耳から血を流し、意識が朦朧とした状態だったという。

男性は神奈川県相模原市から家族と遊びに来ていたという。男性が落ちた「ノボランマ」は今年3月にオープンしたアトラクションで、高い所からサンドバッグへと飛び移る遊具。男性は当時、命綱などはつけていなかったという。


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■当時4名のスタッフがいた

那須ハイランドパークの運営会社は、しらべぇ編集部の取材に対して、

「『ノボランマ』のボルダリングエリアで事故が起きた。一番高い場所は、8mあり、男性は5m付近から転落したと思われる。ボルダリングエリアには、当時4名のスタッフがいた。


お昼時ということもあり、込み合った状況でもなかった。通常は命綱をつけてのぼる。男性は命綱をつけていなかったが、その原因がスタッフのオペレーションミスなのか、男性が勝手にのぼってしまったのか。今のところ分かっていない」


と述べた。那須塩原署は取材に対して、「事故原因やなぜ命綱をつけていなかったかについては、現在捜査中」と回答。


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■疑問の声が集まる

ネット上でも、「なぜ命綱をつけていなかったのが不思議だ」という意見があがっている。

「5メートルの高さで命綱無しって躊躇しちゃうよ。経験者とかだったのかな?」


「前にハイランドパーク行った時、ボルダリングはしっかり説明受けてから、腰に綱繋いでたよ」


「本人の意思で装着しなかったのかな? でも、それで登らしちゃダメだよね」


「子供の付き添いとかだったのかな? だとしてもハーネスはつけるべき」


他のレジャー施設でも事故が相次いでいる。施設側、そして利用者側ともに、安全に充分に留意したい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

夏休み事故栃木県
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