41人の顧客がいた23歳の母親 「売春の邪魔」と言い放ち…

なんと哀れな子供たち。子供がかわいくない、欲しくないなら、なぜ産んだのか…。

2019/08/06 09:20

髪を乾かす女性
(Yue_/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

売春で稼ぎたいのに子育てが大変、子供なんて死んでしまえばいい…。そんな気持ちが増幅し、ついに実行に移して逮捕された23歳の母親。犯行から1年半が過ぎ、この鬼母を断罪する裁判がやっと結審した。


 

■「子供が邪魔だった」と母親

実の母親が腹を痛めて産んだかわいいわが子2名の命を次々と奪い、病気のため亡くなったように見せかける。そんなひどい事件が、英国ウェストミッドランズ州のバーミンガムで2018年1月に起きた。

子供たちの父親と破局し、シングルマザーとなっていたその母親。デートアプリにトップレス写真をアップしては、接触してきた男からお金を受け取って性行為におよび、それで生計を立てていた。

そんな中、徐々に「子供たちさえいなければもっとお金を稼げるのに」と感じるようになっていったという。


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■犯行直後にも涼しい顔で仕事

3歳と生後17ヶ月という何の罪もない娘2人を次々と殺害し、涼しい顔で売春行為を続けていたその女。どれほどの悔恨や反省の色を法廷でアピールできるか、それが量刑を左右するといわれていた。

ところが法廷では、3歳の長女には2歳の頃から殺意を抱いていたという事実、わが子を殺した翌日ですら母親は41名の男からのリクエストを承認していたという事実、そして葬儀では笑っていたという事実などが次々と判明。陪審員や傍聴席の人々をただ唖然とさせた模様だ。

これらを経てバーミンガム刑事法院でその裁判が結審し、この母親には有罪判決に続いて最低32年の懲役が言い渡され、身柄は刑務所へと送られた。裁判は閉廷まで5週間を要したという。

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■悲しみと怒りを克服できぬ父親
母親子供売春裁判イギリス殺害憎しみデートアプリ承認
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