各地で猛暑による死亡が相次ぐ 熱中症を予防するコツとは?
若い男性が日光浴中に熱中症で死亡 その予防法とは…。
総務省消防庁は6日、7月29日~8月4日の1週間における熱中症による救急搬送人数が1万8347人であることを発表。なお、消防庁が掌握している今年の累計人数は3万6425人となっている。
今年の熱中症の実態を探るべく、しらべぇ取材班が関係各所を直撃した。
■庭で日光浴をしていたら…
愛知県の海部南部消防署によると、6日に女性から「息子が熱中症かもしれない」という119番通報が入った。
救急車と消防車が現場に駆けつけたところ、男性(28)が心肺停止で倒れていたという。救命措置をしながら市内の病院に運んだが、搬送後医師により死亡が確認された。死因は熱中症と見られる。
男性は庭で日光浴をするため、折りたたみ式のサマーベッドを敷き、横になっていたという。
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■エアコンが…
埼玉県では5日、日高市に住む女性から「82歳の母が意識がなくなり、呼吸が苦しそう」という119番が入った。飯能日高消防署から救急隊が出動したところ、エアコンが作動していない木造住宅の1階で、女性が意識不明の状態で倒れていたという。
病院に搬送後死亡が確認された。この女性も熱中症の疑いがあるとのことだ。