交通事故に巻き込まれた経験は… 「10代でも1割が経験」という身近さ
交通事故は身近なもの?突如、事故に巻き込まれた経験がある人の割合とは。
自動車やバイクに乗車・運転している時に不安なのが交通事故だろう。気を引き締め安全運転を心がけることが大切だが、時には「もらい事故」「玉突き事故」など、自分の力では防ぎようもない事故に巻き込まれてしまう可能性も少なくない。
実際に、交通事故に巻き込まれたことがある人はどれくらいいるのだろうか。
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■3割がもらい事故?
しらべぇ編集部は全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の30.3%が「交通事故に巻き込まれたことがある」と回答した。
なお、男性36.4%、女性24.7%と圧倒的に男性に多いことも判明。
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■年齢とともにリスクは高まる
さらに、この調査結果を男女年代別に見ていくと、すべての世代において男性の割合が女性を上回っており、もっとも割合が高いのは50代男性で45.5%。40代男性が42.4%と僅差で続く。
女性陣についても30・40代では3割台と経験者がやや多く、年齢とともに交通事故に巻き込まれる可能性が高くなることが見て取れる。
とはいえ、もっとも割合の低い10代女性においても15.6%が交通事故に遭遇していることから、誰もが被害者になる可能性があることを認識してほしい。実際に交通事故に巻き込まれた経験がある人に話を聞くと…
「信号のない交差点で優先道路を規定スピードで走っていたら、右側から一時停止無視した軽自動車が突っ込んできて横転。車は廃車、こちらも3割悪いという飛んだ巻き込み事故でした」(20代女性)
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■経営者層がダントツ
また、今回の調査結果を職業別に見ていくと意外な傾向が見えてきた。
もっとも交通事故に巻き込まれた経験が多い職業は、会社経営層で62.1%と頭ひとつ突き抜ける結果に。
社長となると自身が車を運転することに加え、タクシー通勤やハイヤー送迎など、車に乗車する機会が多いため、交通事故に遭遇する確率が上がるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1,721名 (有効回答数)