「写ルンです」を使ったことある? レトロ人気で再ブレイクの傾向も
旅のおともにカバンに忍ばせていた人も少なくないはず!
今でこそ、デジタル写真が当たり前の時代だが、一昔前まではフィルムカメラが主流であり、特に使い捨てカメラ「写ルンです」は庶民の間で爆発的人気を博していた。
発売から20年経った今、「写ルンです」を使ったことがある人はどれくらいいるのだろうか。
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■6割が使用経験あり
しらべぇ編集部は全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査した結果、全体の61.0%が「『写ルンです』を使ったことがある」と回答した。
じつに、2人に1人の割合が「写ルンです」に触れたことがあることが判明。なお、男性58.5%、女性63.3%とやや女性に割合が多いようだ。
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■40代はユーザー多数?
さらに、男女年代別に見ていくと、すべての世代において、女性の割合が上回っており、もっとも割合が高いのは40代女性で82.2%。50代女性、30代女性が7割台で続いた。
若い世代はスマホ世代ということもあり、もっとも割合が低く男女ともに10代で3割を下回っていた。 使い捨てカメラ「写ルンです」が登場したのは1986年。
それまでは、重たいカメラにレンズ、フィルムが必要であった写真撮影を、誰もが気軽に手頃に楽しめる文化へと変えた商品と言える。
今ほど、デジタルカメラもスマホが普及していなかった30〜50代にとって「写ルンです」は様々な思い出を記録する大切なツールだったのだろう。
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■リバイバルブームも!?
それでも、スマホ世代と言われている、10代男性においても約4人に1人の割合で触れたことがあるのは驚きである。昭和の終わりに一斉を風靡した「写ルンです」は、「シャルン」と呼び名を変えて若者たちの間でリバイバルブームしているようだ。
「レトロな感じが、おしゃれでかわいいい。なんか味がある」
「小さくて持ち運びが簡単。スマホじゃ残せない思い出がたくさん撮れて楽しい」
「現像するまで何が撮れているかわからないドキドキ感が楽しい。画像じゃなくて写真として残るのもなんかいい」
時代は令和に突入したが、今でも変わらず多くの人の手に渡り愛されているロングセラー商品「写ルンです」。新しいモノやサービスが生み出され発展し続けている昨今だが、時代が変わっても古き良き物や時代・文化を大切にする気持ちは忘れたくないものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)