無言でも気にならない関係? リラックスし合える友達は10代が多い傾向
数ある出会いのなかで、リラックスし合える友人は貴重だろう。どのくらいの人がそんな友人がいるのだろうか。
人間関係には様々な感情をともなうものがある。一緒にいて落ち着かない関係、話さなくても気にならない関係、そばに居るだけで不快な関係、出会ったばかりでウマが合う関係などなど。様々あるが、長く続けられるのは、一緒にいてリラックスできる人ではないだろうか。
■女性は共感性が高いゆえ?
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1721名を対象に調査したところ、「リラックスして一緒にいられる友達がいる」人は、全体の44.0%。
男女別では、男性は36.3%、女性は51.1%と、女性のほうが14.8%も高ポイントという結果だ。女性は男性に比べ、共感性が高いといわれることが多い。リラックスし合える関係になるのが得意な人も多いのかも。
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■高年齢層は家族が大切?
さらに男女年齢別で見ると、やはり女性のほうが全体的に割合が高く、なかでも10代は突出して63.1%という結果だ。
10代は、学校生活を送る人がほとんどだろう。その限られた空間では、友達は心の安寧を左右する大切な存在。お互いが寄り添えるよう努力している人も多いのかも。
また、気になるのは女性は年代が進むにつれ、割合が低くなっていくところ。年を重ねれば、やがて結婚や出産などある人も多く、友達より家族との関係のほうが密になるのかもしれない。
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■どんな友達?
では、実際にリラックスできる友達とはどんな人なのだろうか。アンケートをとってみた。
「無言でも長時間一緒にいられる人か、話がつきない人」(20代男性)
「なんでも受け入れられる人。間違っているときは指摘もできる人」(30代女性)
「小さい頃から一緒で家族みたいに育った人」(20代女性)
やはり、根底から心を許せる人ということが大事なのかも。数ある出会いのなかで、リラックスし合える関係というのは、とても貴重なもの。もしもそんな友達に出会えたら大切にしていきたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)