「猛暑日ディズニー」を快適に過ごす方法 元キャストにコツを聞いた
猛暑日のなか、ディズニーランドを楽しむ方法とは? キャストたちが行なっている暑さ対策の方法を聞いた。
■猛暑日ディズニーを快適に過ごすのは「無理」
ーー早速ですが、猛暑日でもディズニーを快適に過ごす方法ってありますか?
Aさん「ないですね(断言) 猛暑日ディズニーは、楽しく過ごせても快適に過ごすのは無理です。もし可能性があるとしても、人間がこれから進化して暑さに耐えられる体になるとかじゃないですか?」
ーー1万年くらいかかりそう……では、快適に過ごすのは諦めるとして、キャストさんたちはどんな対策をしてます?
Aさん「基本的なところでは、飲み物を凍らせて持ったり、シャツミストを吹きかけまくることとか。吹きかけた直後寒くなるぐらい涼しくなるから、私は大好きです。
休憩時間は冷えピタを貼って頭を冷やしたり、あとは男性用の、強い爽快感が得られる汗ふきシートを使ったりしてます。女性キャストも、男性用だからとか関係なく使ってますね。あと、これはツイッターでも有名だけど、シートをブラとかシャツの間に挟んでおくと本当に本当に涼しく感じます。残念ながら持続時間は少ないですけど。持続時間の長いやつを売れば、たぶんディズニーのキャストの間でバカ売れすると思いますね笑。
ちなみに、キャストの中には化粧崩れを気にしている人もいて、そういう人は日焼け止めやら下地やら、すべてをよれない強い化粧品にこだわってしてる印象です。私はしないので、実際どの程度効果があるのかはわかりませんが」
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■ゲスト視点で役だったもの
ーー自分がゲストとして遊びに行くときに役に立った方法は?
Aさん「サングラスですね。普段サングラスとかしないんですけど、ミッキー型のサングラスを買ってしてたらめちゃくちゃ過ごしやすくて、『サングラスすげえ!』ってなったからおすすめです。暑さは関係ないはずなんですけど、気持ち的に違ってくるし、ディズニーは夏、太陽眩しすぎ問題もあると思うので笑
女の子は普通に使ってると思うんですけど、男子も照れずにつけるといいと思いますよ。自分が日照っちゃうので」
ーー自分が日照っちゃうのはダメですね。では、逆に「これはおすすめできない」という方法は?
Aさん「保冷剤かな。1~2個ならさておき、持ってくるまでに溶けるだろうし、荷物も増えちゃって重くなるので。ただ、ずっと帽子の中に入れておくとかなら、溶けるのにも多少時間はかかるだろうから、それは涼しいかもしれない。
基本的に周りのゲスト見て思うのは、いかに日陰をゲットできるのかな、ということですね。日陰があると人が集まっているので」
ーーじゃあ、私のような日陰者が率先して日陰を探す役目を果たすといいかもですね。そして脱日陰者を狙います。
Aさん「あ、はい……いいと思います」
ーーまあ、一緒にディズニーに行ってくれる友達いないんですけどね……
Aさん「……そういうサムい発言をして、空気そのものを凍らせるのもいいかも。いや、良くないか……」
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■熱中症にだけは気をつけよう
結論としては「当たり前にできる工夫を、全部やる」というのが一番の暑さ対策……という感じになってしまったが、暑くてもディズニーが楽しいのは変わりない。
この猛暑のなかで行く人は、熱中症にだけは気をつけて、楽しむようにしよう。
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(文/しらべぇ編集部・倉本薫子)