「いつまでダラダラ食べてんのよ!」 食の細い7歳女児を母親が殴り殺す
また一人、「シツケ」と称した親の暴力で幼い命が奪われてしまった。
■シツケと称し全身を鉄の棒で…
部屋が静かになったことから父親がそこに戻ってみると、全身を鉄棒で叩かれた娘が傷みで苦悶していた。母親はシツケと称したその暴行に鉄製の棒を使用。娘の全身に打撲の跡が見て取れたという。
その日の午後5時ごろに娘の体調が急変し、父親はすぐに病院へ連れていったが、娘は2時間ほど後に死亡。父親は今、妻が怖くて部屋から出て行ってしまったこと、妻に止められため、娘をすぐに病院に連れて行かなかったことなど、自分の弱さをひどく悔やんでいる。
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■ストレスを抱え込む母親たち
育児~子育ては親にとってじつに骨の折れる仕事だ。しらべぇ編集部が全国20〜60代の子供がいる男女685名を対象に調査したところ、全体の48.6%、そして女性が男性の2倍以上も「育児ストレスを感じたことがある」と回答している。
この事件も、母親の「わが子を健康な体に育てなければ」という使命感や義務感が暴走して起きていた。母親が子供に暴力的になり、精神面が不安定になってきたら「育児ノイローゼ」を疑うべき。早い段階で周囲のフォローがなかったことが悔やまれる。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の子供がいる男女685名 (有効回答数)