「元祖」と「本家」が真向かいに 函館の『印度カレー小いけ』が絶品
黒船来航後、日本で初めて諸外国に開港された港のひとつ、函館。さまざまな異国情緒あふれるグルメもあるが…
■味のある雰囲気
歴史ある店らしく、店内はどこか懐かしい雰囲気。メニューの看板にも味がある。取材班は、カツカレー(980円)を注文してみた。
黄色く、昔懐かしいカレーだが、唐辛子の辛さというよりは、胡椒やその他香辛料の風味・刺激を強く感じる。単なる「懐かしいカレー」ではない奥深さだ。香ばしく揚がったカツがカレーとよく合う。
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■ハンバーグカレーも嬉しい
大ぶりのハンバーグがどーんと鎮座するハンバーグカレー(980円)も、嬉しいボリューム感。肉の味がしっかりしたハンバーグが、スパイスの効いたカレーソースの中で存在感を発揮している。
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■食べ比べも楽しいかも
ちなみに、元祖も本家も、創業は昭和23年(1948年)とうたっている。明治39年(1906年)に東京で生まれ、東京や横浜で洋食の修行を積んだ小池義次郎氏が函館の地で開いたカレー店が源流だ。
お腹に余裕があれば、元祖・本家を食べ比べて、愛され続けてきたカレーの歴史に思いを馳せてみるのもいいかもしれない。
【元祖印度カレー 小池】
住所 北海道函館市宝来町22-4
影響時間 11:00〜15:30
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(取材・文/しらべぇ編集部・猫山ニャン子)