女性2人に下半身を露出した男 原因と見られる「露出症」の実態とは

「露出症」の正体とは…

社会

2019/08/13 13:30

露出
(Photodisc/Photodisc/Thinkstock/写真はイメージです)

先週、湘南海岸で地方公務員の男が、水着にスマホを隠し盗撮しようとして現行犯逮捕された。今度は北海道で、理学療法士の男が事件を起こした。しらべぇ編集部は、北海道警と原因とみられる「露出症」を追った。



 

 

■女性2人に下半身を

北海道警函館中央署は、12日午後5時32分に北海道七飯町に住む理学療法士の男(47)を、公然わいせつの疑いで逮捕した。

容疑は、12日午後4時40分頃、函館市金堀町の大森浜で下半身を露出するなどしていたもの。同署によると、男は約100メートル先で写真を撮影していた30代の女性2人に対し見せつけるように下半身を露出し、触っていたという。

男に気付いた女性2人が110番通報し、事件が発覚。調べに対し男は「見てほしかった」などと容疑を認めている。男は以前にも似たような事件を起こしていて、警察が余罪についても詳しく調べる方針だ。


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■「露出症」とは…

医療法人社団ハートクリニック(神奈川県大船市)によると、「露出症」とは、何も警戒していない異性に対して、あるいは公衆の面前で生殖器を露出することを繰り返す障害のことをさす。

相手に対して親密な接触を求めるわけではなく、露出した性器に対してショックを受けたり、驚いたりする様子を見て、満足感を得るそう。対象者は思春期前の子どもに限る場合、成人に限る場合、もしくはその両方の場合があるという。

一般人口における露出症的行為から推定される有病率は男性人口の2~4%と言われている。またMSD製薬によると、逮捕される男性性犯罪者の約30%は露出症者で、露出症者は露出行動を続ける傾向がみられ、約20~50%が再逮捕されるという。

露出症の治療は、通常は本人が逮捕されてから開始される。治療には精神療法、支援団体、および抗うつ薬の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などが利用されている。


■気持ちが少しはわかる

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,342名を対象に調査したところ、30代男性の27.1%が「自分はしないが露出狂の気持ちが少しはわかる」と回答している。

露出狂の気持ちがわかる性年代別グラフ

性犯罪は、再犯率が高いというデータもある。犯罪者にしっかりとした治療・対策を施し、深い傷を負う被害者をひとりでも多く救いたいところだ。

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(文/しらべぇ編集部・おのっち

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)