病院から搬送されてきた棺の中身は… 乳児の遺体が行方不明

生まれて間もなく他界したかわいい赤ちゃん。両親の深い悲しみを病院側は理解しているのだろうか。

社会

2019/08/16 09:40


 

■地元の保健当局も調査を開始

いまだに赤ちゃんの遺体は両親の元に戻されていない。ただでさえ憔悴しきっている両親に代わり、現在は親戚の者たちが各方面に対して動いてくれている。

「赤ちゃんはどこにいるのか、しっかりと説明を」とパレンケ病院の責任を追及するとともに、事件性を感じられるとして地元の保健当局にも調査を依頼した者、そしてここまでの経緯をメディアに暴露し、なかなか出ない結論に病院への怒りをぶちまけた者もいた。

しかし地元メディアはその後、「取材の申し込みにも病院側はなんら応じていない」と報道。彼らの無責任さを痛烈に批判するとともに、「1日も早く赤ちゃんを両親に返してあげて」と訴えている。


関連記事:「テレビを倒されカッとなった」 20歳の母が1歳にも満たない我が子を殴り殺す

 

■遺体の扱いや管理が粗末

病院や葬儀業者に関して、「病人」「死」や「遺体」に対する粗末でずさんな扱いが時おり報じられることがある。家族や遺族が「悔しい」と涙を流した海外の事例をいくつか紹介してみたい。

・葬儀当日、女性Aさんの遺体が見つからなくなる。創業83年の老舗葬儀業者が女性Bさんの遺体と取り違えたことにより、Aさんは前日にBさんの墓に土葬されていた。(2015年11月 米国シカゴで)


・ある葬儀場で、埋葬されていない胎児や乳児の遺体63体が見つかる。冷凍庫から27体が、残りの36体は箱の中から発見された。


死後72時間以内に「死亡証明書」を当局に提出することが義務付けられているが、葬儀業者がそれを怠っていたことが原因とみられている。(2018年10月 米国デトロイトで)


・20歳の青年が事故で瀕死の重傷を負い、心拍数や血圧などをしっかりと確認しなかった医師が死亡を宣告。しかし火葬直前に手足を動かし、葬儀に参列した人々を仰天させる。(2019年6月 インドのウッタルプラデーシュ州で)


いずれのケースも、担当した者のずさんな仕事ぶりが強く批判されていた。日本ではどうだろうか。人の命の尊厳を大切にと考えてくれていれば、このようなミスやずさんな扱いは起きない、そう信じたいものだ。

・合わせて読みたい→4人目の出産直後に死亡した女性 臓器提供で患者12人を救う

(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

この記事の画像(1枚)