としまえんのプールで女児が溺死 広報は「1人の監視員が休憩中だった」
としまえんのプールで女児が死亡 いったい何が…
台風が各地に被害をもたらした15日、東京都練馬区の「としまえん」で事故が起きた。しらべぇ取材班は事故原因を探るべく、としまえんを直撃。
■ライフジャケットを着用していた
警視庁によると、15日午後2時頃、東京都練馬区向山の遊園地「としまえん」のプールで溺れて、心肺停止状態で救急搬送された女児(8)が、病院搬送後死亡が確認された。
練馬署などによると、女児が溺れた「ふわふわウォーターランド」は、空気で膨らませたトランポリンやジャングルジムなどの遊具をプールに浮かべたアトラクション。
深いところでは水深が2メートル近くあるため、利用者は救命胴衣を着用することになっていて、女児も着用していたという。しかし、遊具に潜り込んでしまったようで、監視員が救助した。女児は家族とプールを訪れていたという。
警視庁は「遊具の下に潜り込んでしまい、水面に上がれずに溺れた可能性がある」とみて詳しい状況を調べている。
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■「1人の監視員が休憩中だった」
としまえんの広報は、しらべぇ編集部の取材に対して、
「ふわふわウォターランドは、入園料以外に別途料金がかかるアトラクション。通常は7人の監視員がいるが、事故当時は1人が休憩中で6人で回していた。
現在監視員全員が警察の聴取を受けており、それ以上のことはわかっていない。とりあえず明日のふわふわウォターランドの休止は決定した」
と述べた。