山梨・あおり運転した男が逮捕 県警は「殺人未遂罪の適用もあり得る」

今度は山梨県の「あおり運転男」が逮捕

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2019/08/21 06:00

(photostio/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「あおり運転男」が世間の賑わせている。報道は、過去のタクシー運転手監禁の疑いでの検挙や「ガラケー女」と出会い系で知り合ったこと、クレーマー気質などという暴露合戦の様相を呈している。

そんな中、今度は山梨県であおり運転をした男が逮捕された。しらべぇ取材班は、山梨県警を直撃。


 

■執拗なあおり運転

山梨県警南甲府署などは、ことし6月、甲府市の市道で乗用車であおり運転をしながら少年2人が乗ったオートバイを追い回したうえ、車をぶつけて転倒させてけがをさせたとして、稲川会系の暴力団員の25歳の男を、危険運転致傷の疑いで逮捕した。

県警によると、男はことし6月21日の午前0時ごろ甲府市国母の交差点付近を走っていた17歳と16歳の少年が乗るオートバイに対し、後ろから車間距離を詰めたり、幅寄せをしたりするといったいわゆる「あおり運転」をしながらおよそ5分間追い回した。

そのうえ車をオートバイにぶつけて転倒させ、少年2人にそれぞれ全治2週間のけがをさせたいう。男は2012年以降に発砲などの抗争事件を繰り返した稲川会系山梨一家の2次団体橋本組の組員。


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■あおり運転は殺人未遂の適用も

男は、オートバイを転倒させたあとにそのまま走り去ったが、被害者の少年の1人が男と面識があり、この少年から被害届を受けた警察が裏付け捜査を進めていた。

男は調べに対し、「やったかやってないか言いたくありません」などと供述しているという。県警は、男や乗用車に同乗していた別の少年から話を聞くなどして、当時の詳しい状況や動機などを調べている。

県警は、しらべぇ編集部の取材に対して、

「あおり運転罪というものがない。そのため、今回は危険運転致傷罪の構成要件を満たしたため、この罪状で逮捕した。あおり運転は、個別具体的にどの犯罪の構成要件を満たしているかを調べていく。当然殺人未遂罪等の適用もあり得る」


と述べた。

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■重罰化の意見で…

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