批判相次ぐ事件被害者の実名報道 若者はメディアの行動に厳しい視線

メディアの実名・写真入り報道について聞いてみると…

2019/08/24 10:00



■疑問を感じている人の声は?

メディアの実名・写真入り報道に疑問を感じているというBさん(20代・男性)に意見を聞いてみた。

「被害者の名前を出すことになんの意味があるのか、それを国民が知って、なんになるのか。事件が発生したあと、なぜメディアがその人物の写真を持っているのか不思議で仕方ない。


遺族が望んでいないのに、実名・写真入り報道をするのはおかしい。遺族の意向よりもメディアの報道の自由が優先されているのなら、大問題では」


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■一定の理解を示す声も

一方、実名・写真入り報道に一定の理解を示すのはFさん(50代・男性)だ。

「どのような情報でも、透明でなくてはなりません。遺族に配慮する必要はありますが、基本的には実名報道をしていくべきだと思う」


個人情報保護の意識も高くなるなか、実名・写真入り報道が本当に必要なことなのか、社会全体で考えていく必要がある。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国20代~60代の男女1,653名 (有効回答数)
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