「お前は宿題が嫌で…」 不登校ユーチューバーの主張を論破
「夏休み終わっても学校に行くな!」 ゆたぼん君の主張をシバターが論破。
■説得力のある言葉とは
そしてシバターは、真面目な口調でゆたぼん君へのメッセージを続行。彼が最近公開したスピーチ動画を踏まえたうえで、「言葉に説得力も重みもなんにもないぞ」と、厳しくも思いやりのある言葉を並べる。
そして、「人間っていうのは、その人がどういう人か、どういうふうに生きてきたか、それまでどういうことを言ってきたかっていうので、言葉に重みとか説得力が出る」と続けたうえで、「君が言ってることは正しい。ただし、君の言葉を聞いて、君に共感したり、君に命を救われる同級生なんてひとりもいないぞ」と、違う理由で自主的に不登校しているにも関わらず、イジメに真剣に悩んでいる子供たちの側に立つことの説得力のなさを訴えた。
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■「めっちゃ正論」
最終的には「(死なないためにと言って)嫌なことから逃げ続けて、行き着く先の人生って死んだようなもんだぞ」と、格好いい言葉で締めくくったシバター。動画でアツく放ったメッセージに「めっちゃ正論」「その通り」など共感の声が相次いだ。
「シバターの言ってることが正しすぎて」
「めっちゃ正論で、シバター好きやわ」
「届くといいですね」
「シバターの動画でゆたぼんの存在思い出した」
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■学校嫌いは4割以上に
ゆたぼん君が学校に行かないのは、究極的に言えば自由だ。教育方針が家庭によって違うのは当然の話だし、周囲がとやかく言うのも限度があるだろう。
しかし、(まだ公表していないだけの可能性もあるものの)イジメ被害経験を語っていないゆたぼん君が「学校に行くな!」と発信するのは、心に響かないばかりか、実際にイジメに悩んでいる子たちを「こっちの気持ちなんかわからないだろ!」と不快な気持ちにさせてしまう可能性すらある。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代〜60代男女1,363名を対象に調査を実施したところ、「子供の頃、学校が嫌いだった」と答えた人の割合は43.5%にのぼった。学校嫌いな人は、珍しくもなんともないことがわかる。
ゆたぼん君の年齢で理解するのは難しいかもしれないが、人生経験を積み重ねることで、言葉の説得力は育っていくもの。それは意識の高さだけでは不十分で、ときに我慢や辛酸や育てることもある。色んな経験が、人間としての芳醇さを育てる養分になるのだ。
人と違う生き方を否定することはできないものの、嫌なことから逃げ続けた先に歩むことになる人生に、後悔しないことを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1363名 (有効回答数)