腕立て70回を強要した教諭 「重大さを理解させたかった」と供述
三重県の高校教諭の暴走体罰で生徒が一時不登校に…
■「不適切な行為で反省」
学校の調査では、こういった行為が行われていたのは、1クラスのみ。この高校の教頭と教諭は、当該生徒の自宅を訪問して謝罪した。
教諭は教委の聞き取りに対して、「解答できない重大さを理解させたかった。しかし、それは不適切な行為であり、反省している」と話しているという。
教諭は翌日、この件を校長に報告したが、男子生徒の保護者からの抗議などもあり、このクラスの授業の担当は現在外れている。
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■教諭にも同じ罰を
ネット上には、教諭に机に立たせ、腕立て伏せをさせるなどの罰を与えて、生徒の気持ちを理解させるべきとの声があがっている。
「教諭も指導を間違えたのだから、椅子と机の上に立たせると、腕立て70回みんなの前でやればいいと思う」
「やり方が古臭い」
「罰の発想が小学生レベル」
「そもそも、その先生の教え方が悪いから、答えられないのでは?」
三重県教委は、腕立て伏せ70回の罰を体罰と認定した。体罰教師は、処分後も再度繰り返すことが多い。文書訓告だけでいいのか、疑問が残るところだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)