腕立て70回を強要した教諭 「重大さを理解させたかった」と供述

三重県の高校教諭の暴走体罰で生徒が一時不登校に…

2019/08/27 19:40

教室
( maroke/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)

相変わらず教師の体罰が止まない。今回は、三重県の県立高校で体罰が発覚した。しらべぇ取材班は、三重県教育委員会を直撃。



 

■次第にエスカレート

授業で誤答した生徒に腕立て伏せを強要するなどしたとして、三重県教育委員会が県立高の50代男性教諭を9日付で文書訓告としたことが27日、分かった。三重県教委によると、この教諭は鈴鹿・亀山地区の県立高校に勤務し、理科の授業を担当している。

担当しているクラスで、5月ごろから、生徒が誤答するとまず立たせて、次に間違えると椅子の上、その次は机の上に立たせていたという。これは複数の生徒に複数回行っていた。


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■70回の腕立て伏せを強要

ある生徒に対しては、理科の授業中に、20個の答えを要求したが、7個しか答えられなかったので、罰として7個×10回=70回の腕立て伏せを強要。

生徒は70回の腕立て伏せを行ったが、数日後に「授業の出るのは嫌だ」と話し、3日間不登校になった。教育委員会の担当者は、「精神的なショックがあったのではないか」と話す。

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■「不適切な行為で反省」
理科不登校体罰腕立て伏せ三重県高校教諭文書訓告
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