“床に流し台が埋め込まれた台所”が話題 「ステキ」「すごい」

「車いすアーティスト」の佐野有美。先天性四肢欠損症の彼女は、洗い物などをスムーズにするために、キッチンを床に埋め込むことにした。

話題

2019/08/28 14:30

自分のこだわりを詰め込むことができることが魅力の注文住宅。建売にはないメリットだが、中には想像できない工夫をこらす人も。

「車いすアーティスト」として活躍する詩人・佐野有美さんのインスタグラム投稿が注目を集めている。


 

■床に直接、流し台が…

先天性四肢欠損症で、生まれつき両腕と右足がない佐野さん。高校在学中はチアリーディング部に所属し、「車いすのチアリーダー」として話題になったと言えば、思い出す人も多いのではないか。

そんな佐野さんが暮らす家は、彼女に合わせた仕様。キッチンがふたつあり、そのうちのひとつが床に直接流し台が埋め込まれているのだ。


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■「難しい」と言われるも…

普段、電動車いすから降りてお尻で歩くように移動しているという佐野さん。ゆえに一般的なキッチンでは届かず、以前住んでいたアパートでは電動車いすに乗ったまま足で洗い物をしていたという。だが、車いす上での洗い物はなかなか難しく、ふたり分の食器で1時間かかっていた。

それを踏まえ、家を建てる際に流し台を床にはめ込む形に。ハウスメーカーも最初は「難しい」という反応だったが、試行錯誤の末に今のような形になったようだ。

これまでにもさまざまなことに挑戦してきた佐野さんだが、この体験を通じ、「考えることや行動に起こすことってとても大切なことだなと思いました」と改めて感じたことを綴った。

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. . 我が家のこだわり🏡 . キッチンが2つあります。 1つは一般のキッチン🚰 もう1つは写真にある私のキッチンです🌟 . 普段お家では、私は電動車いすからおりて お尻で歩くような形で移動をしています。 そのため、一般のキッチンは届かないので アパートの頃は洗い物をするとき 電動車いすに乗って足で洗い物をしていました。 . でも車いす上での洗い物はうまく身動きがとれず 洗い物も2人分の食器の数なのに 1時間もかかってしまいました。 . そしてお家を建てるときに 建築関係の仕事をしている旦那さんが考えてくれて 流し台を床に埋め込むという形をとりました。 そしてとなりはIHを置いて 料理が出来るようにと🍳 . お尻で移動しながら料理をしたり 洗い物もとてもしやすくなりました😆 . お力を貸してくださったのは秀光ビルドさん。 流し台を床に埋め込む提案には さすがに驚いていて難しいとなりましたが たくさん考えてくださり イメージ通りの私のキッチンの部屋が完成しました。 . . 車いすだからできない、手がないから難しい、 キッチンを変えること何てできない。 . でも「工夫」をすることの大切さ、 どうしたらできるのかを考えることや とりあえず手探りでもやってみる。 . 考えることや行動に起こすことって とても大切なことだなと思いました☺️ . 自分の気持ちを伝えることや 発信していくことだけでも 変わることってあるんですよね。 . . 我が家は私の体でも暮らしやすい家になるようにと 他にもこだわった部分があるので またアップしたいと思います✌🏻 . . #我が家のこだわり #マイホーム #キッチン2つ #バリアフリーキッチン #オリジナル #秀光ビルド #工夫すること #できる方法を考えること #行動に起こすこと #発信すること #難しいことを簡単に #できないことをできるように #佐野有美

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