民家からマスティフなど猛犬5頭が脱走 襲われた19歳女性が死亡
獰猛な犬を何頭も飼っている、そんな家があなたのご近所にもないだろうか…。
■暴れ出した猛犬は手に負えない
不審者や空き巣・強盗など事件が多い国・土地では、こうした猛犬を飼う家庭が少なくない。それだけに同様の事件がたびたび発生している。
・米国バージニア州グーチランド郡で2017年12月、22歳の女性が家族の飼育するピットブル2頭を散歩させていたところ、突然襲われ食い殺される。
それぞれ体重は57キロ。闘犬用として飼育されていたなか、雑木林に入ったことで野生の血が騒ぎ、激しい興奮状態に陥ったものと考えられている。
・英国ケンブリッジシャー州ピーターバラで2018年11月18日、生後2週間の男の赤ちゃんに飼い犬のブル・テリア2頭が急襲。頭部に致命傷を負った赤ちゃんは事故から1ヶ月後に死亡し、両親が育児放棄の容疑で逮捕される。
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■「犬が怖い」と感じる人々
猛犬を多頭飼いする目的は何だったのか。しらべぇ編集部では以前、全国20〜60代の男女1,353名に「ペットの散歩」について調査していた。約2割が「犬の散歩に遭遇して怖い思いをしたことがある」と回答している。
1頭でも怖い大型犬が5頭も揃って襲い掛かってくるなど、状況を想像するだけでも恐ろしい。現地では飼い主について、重過失致死罪での刑事告訴が妥当だろうとの声が高まっているようだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の男女1,353名(有効回答数)