ツルならぬ「カラスの恩返し」 女性宅の窓辺に贈り物が届く

嫌われがちなカラスだが、じつはヒトの義理人情に似た「心」も備えていたようだ。

2019/09/07 12:00

カラス
(AlexLinch/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

カラスの頭の良さはもう誰もが知るところ。ズル賢いと嫌う人も多い。だが、彼らに「心」もあるということをご存じだろうか。



 

■「私はカラスと仲良し」と女性

米国サンフランシスコの中でも、特に美しい景観で人気のマリーナ地区。そこのあるアパートに暮らす1人の女性は今、「カラスと仲良しなんです」と嬉しそうに話している。

プログラマーの仕事を定年退職して以来、女性にとってカラスたちの存在は日々のちょっとした楽しみになっているとのこと。鳥の鳴き声の真似も上手で、そもそも鳥という生き物が好きだったようだ。とはいえ、いわゆる「変わり者」といった雰囲気は彼女にはまるでない。


関連記事:松岡昌宏、後輩リチャードを厳しく指導 「アジが掴めなきゃ夢も掴めない」

 

■義理堅いカラスたち

3年前、女性はバルコニーにとまっていたカラスに餌を与えた。それがきっかけで、たびたび飛んでくるようになったカラスたち。いつしか彼らが家族、親子であることも突き止めたという。

そしてカラスが心を持っているという嬉しい発見もあった。女性は、バルコニーにある火災避難装置の板のうえに丸い粒状の鳥の餌をそっと置いておくが、するとカラスから「お返しの品」が届くそうだ。

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

次ページ
■「その気持ちが嬉しい」と女性
親子家族サンフランシスコカラス贈り物お礼バルコニー
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング