張本勲氏、投手の練習論を力説 「故障寸前までやらないとダメ」

ノーヒットノーランを達成した千賀滉大投手から、話題は練習論へ…

2019/09/08 11:30


 

■ネットの反応は…

張本氏の「良い投手になるためには故障寸前まで投げ込め」という持論。視聴者からは「どこまでが故障寸前なのかわからない」「無理をさせるべきではない」と批判の声が。


一方で「練習しないとうまくならないのは同意」「甘やかしすぎるのもよくない」「厳しい練習も必要」と、張本氏に同調する声も少なくなかった。


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■厳しい指導を支持する人も存在

野球に限らず、日本のスポーツ部には「厳しい練習や指導に耐えることが上達への第一歩」とする考えがある。たとえ実力があったとしても練習についていけない部員は体部を余儀なくされることもあるほどだ。

現在ではその考えは改めつつあるといわれるが、それでも厳しい指導・練習を必要と考える人は一定数存在する。

しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,537名実施した調査では、年代が上がるほど厳しい練習を肯定する割合が高くなり、60代男性は53.4%が厳しい指導を「必要」と認識している。

少子化や医学の進歩で、楽しみを持ちながら身体を鍛えることが主流となりつつあるといわれる現代のスポーツ。張本勲氏はそのような流れを否定し、「苦しみの先にスポーツ選手としての成功がある」と考えている。

どちらが正しいとは一概に言い切れないが、張本氏の持論に違和感を覚えた人は多かったようだ。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1,537名 (有効回答数)

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